インターフェース(データ統合ツール)
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6.1.2.4 リファレンス(コマンドファイル)

コマンドファイルについて説明します。


■概要
コマンドファイルは、コマンドラインからデータ統合ファイルを作成する際に使用します。
コマンドラインからの実行方法については、「6.1.2.1 コマンドライン」をご覧下さい。


■記述規則
キーワードの後ろに必要な情報をカンマ(,)で区切って記述します。
1行に1つのキーワードを記述することができます。

<コメント行>
コマンドファイルにはコメント(注釈)を入れることもできます。
行の先頭に下記に示す文字列を記述することで、その行はコメント(注釈)となります。

//スラ(/)を2つ続けて記述
'(')を記述。[Shift+7]


■コマンドファイルの記述例
Accessのデータベース(mdb)から抽出したデータからデータ統合ファイルを作成
[ wfrimg10.exe c:\temp\output.wfd /c c:\temp\command.txt ]

<command.txt>
SetTitle,"Sample"
SetDataMdb, "データ1", "c:\temp\Sample.mdb", "Table1", True
SetReport, "c:\temp\Sample.wfd"


■キーワード
名称説明
SetDataTextテキストファイル(CSV)の登録を設定します。
SetDataDbデータベースのデータを登録します。
SetDataMdbAccessデータベース(mdb)のデータを登録します。
SetReport帳票フォーマットファイル(wfd)を登録します。
AddReport帳票を追加します。
SetItemValueアイテムに値を設定します。
SetImageField画像情報が含まれるデータフィールドを指定します。
SetImageFolder画像ファイルがある標準フォルダを指定します。
SetTitleタイトルを設定します。



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