スクリプト-関数(プログラム連携)


外部プログラムと連携するための関数です。




CallDllN 関数

外部DLL関数を実行します。
次の形式のDLL関数を実装する必要があります。

<呼び出すDLL関数>
double func(HWND hwnd, BSTR command)
hwnd にはプレビューウインドウのハンドルが渡されます。

<構文>

CallDllN( dll_name As STRING , func_name As STRING, command As STRING ) As NUMBER


<引数>

引数 説明
dll_name DLLの名称を指定します。
func_name 関数の名称を指定します。
command DLLに渡す引数を指定します。


<戻り値>
外部DLL関数を実行します。

<使用例>

NUMBER n;
n = CallDllN( "sample.dll", "func1", GetS("Field1"));




CallDllS 関数

外部DLL関数を実行します。
次の形式のDLL関数を実装する必要があります。

<呼び出すDLL関数>
BSTR func(HWND hwnd, BSTR command)
hwnd にはプレビューウインドウのハンドルが渡されます。
この関数では、必ず SysAllocString( ) API の結果(またはNULL(0))を戻す必要があります。

<構文>

CallDllS( dll_name As STRING , func_name As STRING, command As STRING ) As STRING


<引数>

引数 説明
dll_name DLLの名称を指定します。
func_name 関数の名称を指定します。
command DLLに渡す引数を指定します。


<戻り値>
外部DLL関数を実行します。

<使用例>

STRING s;
s = CallDllS( "sample.dll", "func1", GetS("Field1"));




CallEvent 関数

イベントを発行します。
ActiveXコントロール以外のインターフェースでは無視されます。

<構文>

CallEvent( info1 As NUMBER , info2 As STRING ) As NUMBER


<引数>

引数 説明
info1 イベントの第一引数。
info2 イベントの第二引数。


<戻り値>
常に「0」(ゼロ)を戻します。
将来的に戻り値が変更される可能性があります。
戻り値を使った処理は行わないでください。

<使用例>

CallEvent( 0, GetS("EMAIL"));


<イベント関数例(HTML)>

<script language="VBScript">
Sub Wfrc1_Click(info1, info2)
    window.open "mailto:" & info2, "new", "width=480,height=360"
End Sub
</script>




CallExe 関数

外部プログラムを実行します。

<構文>

CallExe( exe_name As STRING , command As STRING) As NUMBER


<引数>

引数 説明
exe_name 実行するプログラム名(exe)を指定します。
完全パス名で指定するか、または環境変数PATHに指定されているフォルダ内に exe を置く必要があります。
command exe に渡す引数を指定します。


<戻り値>
常に「0」(ゼロ)を戻します。
将来的に戻り値が変更される可能性があります。
戻り値を使った処理は行わないでください。

<使用例>

CallExe("sample.exe", "");