AddItem


現在のページにアイテムを追加します。
AddItemは必ずAddPageの後に呼び出す必要があります。

座標の基準となるアイテムを指定する場合はAddItemEx を使用します。


<対応インターフェース>
COM(メソッド)
アセンブリ(メソッド)
テンプレートファイル(キーワード)


<構文>
AddItem(
type_name As String, アイテム種別を文字列で指定します。
短縮した種別名を使うこともできます。
種別 種別(短縮) 説明
Text T テキストアイテムを追加します。
Line L 線アイテムを追加します。
Figure F 図形アイテムを追加します。
Image I 画像アイテムを追加します。
Barcode B バーコードアイテムを追加します。
Graph G グラフアイテムを追加します。
x1 As Integer, 左座標(開始x座標)を指定します。単位は1/100mmです。

<便利な使い方>
次の値を指定することで直前に追加したアイテムの位置に合わせることができます。
内容
-1 前のアイテムのX1に合わせます。
-2 前のアイテムのX2に合わせます。
上記以外の負の値 前のアイテムのX2からの距離(オフセット)で指定します。
前のアイテムから2cm右に出力する場合は -2000 を指定します。 
y1 As Integer, 上座標(開始y座標)を指定します。単位は1/100mmです。

<便利な使い方>
次の値を指定することで直前に追加したアイテムの位置に合わせることができます。
内容
-1 前のアイテムのY1に合わせます。
-2 前のアイテムのY2に合わせます。
上記以外の負の値 前のアイテムのY2からの距離(オフセット)で指定します。
前のアイテムから2cm下に出力する場合は -2000 を指定します。
x2 As Integer, 右座標(終了x座標)を指定します。単位は1/100mmです。

<便利な使い方>
次の値を指定することで直前に追加したアイテムや、自アイテムの位置に合わせることができます。
内容
-1 前のアイテムのX1に合わせます。
-2 前のアイテムのX2に合わせます。
-3 自アイテムのX1に合わせます。(幅を 0 にします)
線を垂直に引く場合に使うと便利です。
上記以外の負の値 X1からの距離(幅)で指定します。
幅を5cmにする場合は -5000 を指定します。
y2 As Integer, 下座標(終了y座標)を指定します。単位は1/100mmです。

<便利な使い方>
次の値を指定することで直前に追加したアイテムや、自アイテムの位置に合わせることができます。
内容
-1 前のアイテムのX1に合わせます。
-2 前のアイテムのX2に合わせます。
-3 自アイテムのY1に合わせます。(高さを 0 にします)
線を水平に引く場合に使うと便利です。
上記以外の負の値 Y1からの距離(高さ)で指定します。
高さを5cmにする場合は -5000 を指定します。
style_name As String, AddStyleで追加したスタイル名を指定します。
スタイルを指定しない場合は空文字("")を指定します。
property As String, プロパティ文字列を指定します。
スタイルの設定よりもこちらの値が優先されます。
value As String アイテム種別により設定する内容が異なります。
線と図形アイテムでは省略することができます。
種別 Valueに指定する内容
テキスト 出力する文字列
なし。(無視されます)
図形 なし。(無視されます)
画像 画像ファイルへの完全パス
バーコード バーコードの値
グラフ グラフの値(オプション含む)
) As Integer

※VB での宣言です。言語により宣言の記述は異なりますが内容は同じです。


<戻り値>
正常終了した場合アイテムIDを戻します。(0〜)
アイテムIDはページ内のアイテムの番号(追加順)で、AddItemEx で使用します。
エラーが発生すると負の値を戻します。


<注意事項>
テキストアイテムではアイテムの領域からテキストマージンを省いた領域に文字を出力します。
フォントサイズが上記よりも大きい場合文字は出力されません。


テキストマージン(TextMarginT/TextMarginB)を1mm、
フォントサイズ(FontSize)を4mm
にした場合はアイテムの高さを6mm より大きくしないと文字が出力されないことになります。


テキストマージンやフォントサイズはプロパティで変更することができます。


使用例


AddItemの使用例です。


AddItemを使いPDFに文字列を出力する例(COM-VB)


AddItemを使いPDFに文字列を出力する例(COM-C#)


テンプレートファイルでのAddItem記述例です。


<便利な使い方>位置を前のアイテムに合わせる例



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