開いている帳票定義ファイル(*.wfr)にデータを入力します。
コマンド起動の/dオプションではImportメソッドと同じ引数を渡すことができます。
この場合、囲み文字はダブルクォーテーション(")ではなくシングルクォーテーション(’)となります。
/d "Data1, 0, 'c:\sample\sample.csv', '','Field=off;Sep=[TAB];Quot=[NULL]'" |
Import( | |||||||||||
name As String, | 入力するデータ(データ名)を指定します。 データ番号で指定する場合は先頭にシャープ(#)を付けてしていします。 (例:"#1") |
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type As Integer, | 入力するデータの種別を指定します。
|
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info1 As String, | <type=0,type=103> CSVファイル名を完全パスで指定します。(URLパスも指定可) <type=1> データベース接続情報を指定します。 接続情報はデータベースにより異なります。詳しくはデータベースの仕様を参照ください。 <type=12> Accessデータベースファイル名(*.mdb/*.accdb)を完全パスで指定します。 |
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info2 As String="", | <type=0> 使用されません。空文字を指定します。 <type=1,type=12> テーブル名またはクエリーを指定します。 接続するデータベースにより記述方法が異なります。 例) 2015/04/01 〜 2016/03/31 までの売上を検索 SELECT ALL * FROM 売上一覧 WHERE 販売日>=#2015/04/01# and 販売日 < #2016/03/31# |
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option As String="", | 入力オプションを指定します。詳細は「入力オプション」を参照 | ||||||||||
image_folder As String="" | 画像ファイルの検索フォルダを指定します。 | ||||||||||
) As Integer |
※VB での宣言です。言語により宣言の記述は異なりますが内容は同じです。
<戻り値>
エラーコードを戻します。
正常終了した場合 0 を戻します。
入力オプションの記述方法と詳細は次の通りです。
オプション値は<オプション名>=<値>の文字列で指定することができます。また、セミコロン(;)で区切ることで複数の値を一括して指定することができます。
値に次の特殊文字を含む場合は引用符(')で囲む必要があります。
※引用符はシングルクォーテーション(')です。
<特殊文字>
カンマ(,)
セミコロン(;)
シングルクォーテーション(,)
イコール(=)
スペース( )
改行コード
Sep=[TAB] ; Quot=[NULL] ; Field=off |
オプション | 説明 | 標準値 | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Field | 入力データのフィールド名の扱いを指定します。
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Field=on | ||||||||||||||||||
Sep | 入力データがCSVファイルの場合、区切り文字を指定します。(1文字) 特殊文字は次の表を参照
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Sep=[COMMA] | ||||||||||||||||||
Quot | 入力データがCSVファイルの場合、引用符(囲み文字)を指定します。(1文字) 特殊文字については「Sep」参照。 |
Quot=[WQUOT] | ||||||||||||||||||
LineFeed | 入力データがCSVファイルの場合、行末文字を指定します。
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LineFeed=[LF] | ||||||||||||||||||
ImageLoad | データ中の画像ファイルの入力タイミングを指定します。
|
ImageLoad=off |
Importの使用例です。