各種オプションを指定します。
SetOptionsでは複数のオプションを一括指定することができます。
SetOption( | |
option_name As String, | オプション名を指定します。 |
value As String="" | オプションの値を指定します。 |
) As Integer |
※VB での宣言です。言語により宣言の記述は異なりますが内容は同じです。
<構文>
SetOptions( | |
option As String, | オプション文字列を指定します。 |
) As Integer |
※VB での宣言です。言語により宣言の記述は異なりますが内容は同じです。
<戻り値>
エラーコードを戻します。
正常終了した場合 0 を戻します。
オプションの記述方法と詳細は次の通りです。
オプション値は<オプション名>=<値>の文字列で指定することができます。また、セミコロン(;)で区切ることで複数の値を一括して指定することができます。
値に次の特殊文字を含む場合は引用符(')で囲む必要があります。
※引用符はシングルクォーテーション(')です。
<特殊文字>
カンマ(,)
セミコロン(;)
シングルクォーテーション(')
イコール(=)
スペース( )
改行コード
オプション | 説明 | 例 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PdfEUDC | [version 3.0.0.125]以降の「PDF Server」で使用できます。 外字(EUDC)フォントを指定します。 全てのフォントの外字を指定する場合は、 外字フォントへのパスだけを指定します。 特定のフォントにだけ外字を指定する場合は、フォント名も指定します。 外字フォントへのパス=フォント名 ※1 ローカルファイルへのパスを指定してください。 ネットワークパスは利用できません。 ※2 外字(EUDC)フォントファイル名はEUDCである必要はありません。 ただし、拡張子はtteでお願いします。 |
/o "PdfEUDC=c:\...\EUDC.tte" /o "PdfEUDC='c:\...\EUDC.tte=游明朝'" WfrPdf.SetOption("PdfEUDC", "c:\...\EUDC.tte") WfrPdf.SetOption("PdfEUDC", "c:\...\EUDC.tte=游明朝") WfrPdf.SetOptions("PdfEUDC=c:\...\EUDC.tte") WfrPdf.SetOptions("PdfEUDC='c:\...\EUDC.tte=游明朝'") |
||||||||||||
Sketch | 上絵と下絵の出力の有無を指定します。
|
/o "Sketch=off" WfrPdf.SetOption("Sketch", "off") WfrPdf.SetOptions("Sketch=off") |
||||||||||||
URLTimeOut | 帳票定義ファイル(*.wfr)へのパスやデータファイル(*.csv等)でURLパスを指定する場合のタイムアウト時間を秒単位で指定します。 URLパスに処理に時間がかかるサーバーサイドアプリを使用する場合に、タイムアウトの発生を防ぐ目的で指定します。 [対象バージョン:3.0.0.140以降]
|
URLTimeOut=-1 URLTimeOut=60 |
||||||||||||
WfrEra | 和暦情報ファイル(wfr_era.txt)を指定します。 <参照> 和暦情報について |
/o "WfrEra=c:\...\wfr_era.txt" WfrPdf.SetOption("WfrEra", "c:\...\wfr_era.txt"); WfrPdf.SetOptions("WfrEra=c:\...\wfr_era.txt"); |
||||||||||||
WfrEraInfo | 和暦情報を文字列で指定します。 <参照> 和暦情報について |
/o "WfrEraInfo=[WFR_ERA];ああ,あ,A,2019/05/01" WfrPdf.SetOption("WfrEraInfo", "[WFR_ERA];ああ,あ,A,2019/05/01") WfrPdf.SetOptions("WfrEraInfo=[WFR_ERA];ああ,あ,A,2019/05/01") |