「PDF Server」「PDF Client」のオブジェクトを作成するアセンブリ専用のスタティックメソッドです。
WfrLib.PdfServer.CreateObject( | |
server As String="" | ASPやASP.NETで利用する場合はサーバー名(あるいは"localhost")を指定します。 WebシステムでDCOMの利用が制限される環境で運用する場合は "Command"と指定します。(※一部機能が制限されます) 参照:「DCOMの利用が制限される環境で運用する場合」 |
) As WfrLib.PdfServer |
WfrLib.PdfClient.CreateObject() As WfrLib.PdfClient |
※VB での宣言です。言語により宣言の記述は異なりますが内容は同じです。
<戻り値>
オブジェクトを戻します。
「PDF Server」ではリモートサーバー上でオブジェクトを作成し実行させることができ、WebサーバーとPDFを実際に作成するサーバーを分離することができます
※
CreateObject("Command")で開始する場合は利用できません。
<実行条件と設定方法>
※
リモートサーバー上に作成されたオブジェクトは、リモートサーバー上で実行されます。このため、各種ファイル(帳票定義ファイルやデータファイル)等はリモートサーバー上に準備する必要があります。
DCOMの利用が制限される環境下でアセンブリ(WfrLib_xxx.dll )から「PDF Server」を運用する場合は、CreateObject(
)の引数に"Command"を指定します。
この指定により、アセンブリ内部ではCOM(DCOM)ではなくコマンド起動で「PDF Server」を実行され、システム環境に依存しない運用が可能となります。ただし、一部の機能は利用できなくなります。
この機能は[version 3.0.0.133」以降の「PDF Server」で利用可能できます。
<利用できない機能>
AddItem( )
AddItemEx( )
AddPage( )
AddStyle( )
GetPageCount( )
LoadTemplate( )
SetOptions( )
CreateObjectの使用例です。
リモートサーバー上で帳票定義ファイル(*.wfr)にデータを入力してPDFイメージをクライアントに出力する例(ASP.NET-アセンブリ-C#)sample.aspx
DCOMの利用が制限される環境下で帳票定義ファイル(*.wfr)にデータを入力してPDFイメージをクライアントに出力する例(ASP.NET-アセンブリ-C#)sample.aspx
テンプレートファイルからPDFイメージを作成しクライアントに出力する例(ASP.NET-アセンブリ-VB)sample.aspx