コマンド起動から、帳票ファイルやデータ、オプションなどを指定して帳票の表示・印刷を行うことができます。
コマンド起動で利用するのは次のプログラムです。
<標準的な使用例>
| wfr2025v.exe d:\test\sample.wfr /d Data1 0 d:\test\sample.csv |
実行ファイル
記述方法
オプションの詳細
Webブラウザからの起動(URL Scheme)
コマンド起動するのに必要な情報は下記の通りです。
<コマンド起動の実行ファイル>
| Wfr2025v.exe |
<「2025 Server」インストール先>
| 64bit版 | c:\Windows\system32\wfr2025v.exe |
| 32bit版 | c:\Windows\SysWOW64\wfr2025v.exe |
※セットアッププログラムを使ったインストールが必要です。
※「2025 Server」はシステムにインストールされます。すべてのユーザが利用可能です。
※
「2025 Server」のセットアッププログラムでは「2025 Client」もシステムフォルダにインストールされます。
フリー版としてすべてのユーザが利用することができます。
<「2025 Client」インストール先>
| 64bit版 | %LOCALAPPDATA%\TERASOFT DESIGN\Wonderful Report 2025 Client\wfr2025v.exe |
| 32bit版 | %LOCALAPPDATA%\TERASOFT DESIGN\Wonderful Report 2025 Client\x86\wfr2025v.exe |
※「wfr2025v.exe」は任意のフォルダにコピーして利用することができます。
※
ライセンス版は認証処理が必要なため必ずセットアッププログラムを使ったインストールが必要です。
「2025 Client」をライセンス版として動作させることができるのは、セットアッププログラムでインストールしたユーザだけです。
値に次の特殊文字を含む場合は、値全体を引用符であるダブルクォーテーション(")で囲む必要があり、区切り文字はスペース( )となります。
<特殊文字>
| 特殊文字 | 説明 | JavaScript | HTML | URLエンコード |
|---|---|---|---|---|
| ダブルクォーテーション(") | 引用符として使用されます。 文字として使うには値全体を引用符で囲み、2文字続けて記述します。 |
\" | " | %22 |
| シングルクォーテーション(') | \' | ' | %27 | |
| アンドマーク(&) | & | %26 | ||
| スペース( ) | ワード区切り文字として使用されます。 |
%20 | ||
| ハイフン(-) スラッシュ(/) |
オプション識別子の先頭文字として使用されます。 値の先頭で当該文字を扱うには、値全体を引用符で囲みます。 |
|||
| パーセント(%) | URLエンコードの識別子として使われます。 文字として使うには%25と記述します。 |
%25 | ||
| 改行コード | 文字として改行を使うには値全体を引用符で囲み改行文字を%0Aで表現します。 | %0A |
一部の文字は言語(HTMLやJavaScript)のルールに従って記述する必要があります。
「Wfr.Com.4:」スキームでは、URLエンコードに対応しているためパーセント(%)を使って16進数で文字を指定することもできます。
JavaScriptではダブルクォーテーション(")はエスケープシーケンス(\)を使って記述する必要があります。
| /v Var1 \"値中のダブルクォーテーション(\"\")は二重に記述します。\" |
HTMLのタグ中ではダブルクォーテーション(")は「"」を使って記述する必要があります。
他にも注意すべき文字があります。
| /v Var1 "値中のダブルクォーテーション("")は二重に記述します。" |
URLスキーム(Wfr.Com.4:)からの実行では、URLエンコードに対応した(%)を使って16進数で文字を記述することができます。
「%22」はダブルクォーテーション(")になります。
| /v Var1 %22値中の%22%22は二重に記述します。%22 |
以下、JavaScriptでの記述例です。
特殊文字を値に含む場合はダブルクォーテーション(")で囲みます。
| /v Var1 \"値中のダブルクォーテーション(\"\")は二重に記述します。値中にスペース( )がある場合も同様です。\" |
ワード先頭のハイフン(-)やスラッシュ(/)は識別子として使われるため値として使うにはダブルクォーテーション(")で囲みます。
| /v Var1 \"-200\" /v Var2 \"/*注意*/\" /v Var3 値の途中にある(-)や(/)は囲まなくてもよいです。 |
URLスキーム(Wfr.Com.4:)からの実行では、URLエンコードを使うことで値に改行を埋め込むことができます。
改行は「%0A」、パーセント(%)は「%25」を使いますが、(%)に続く2文字が16進数でない場合はそのまま記述できます。
| /v Var1 \"改行コードを埋め込むことができます。%0A記述は%250Aで行います。\" |
| /v Var1 100%の確率です。 |
コマンド実行では次のオプションを指定することができます。
旧実行環境(Preview等)とコマンドの利用方法が異なります。移行する場合は注意が必要です。(/2005 オプション参照)
※下記説明でwfr2025v.exeを省略している例があります。
| オプション | 説明 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| /2005 | オプションの記述方法を旧バージョンと同じにします。 必ず先頭に記述する必要があります。 <例>
|
|||||||||||||
| Wfr.Com.4: | WebブラウザからURLスキームで実行する場合に指定します。 必ず先頭に記述する必要があります。 「Wfr.Com.4:」スキームが指定されているとURLエンコードが利用できます。 <例> %22 は「"」(ダブルクォーテーションです)
|
|||||||||||||
| 帳票ファイル コマンドファイル ※必須 |
表示・印刷する帳票定義ファイル(*.wfr)を指定します。 コマンドファイルを指定することもできます。 「コマンドファイル」参照 <例>
<例>
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|||||||||||||
| /add |
複数の帳票を一括表示・印刷する場合に使用するオプションです。 影響を受けるオプションは 帳票ファイルと/d と /v です。 /add オプションを区切りとしてそれぞれの帳票にデータや変数値を設定することができます。 <例>
|
|||||||||||||
| /cd /cur_dir |
帳票定義ファイル(*.wfr)やデータを検索するカレントフォルダ(URLパスも可)を指定します。 カレントフォルダを指定することで、帳票定義ファイル(*.wfr)等を完全パスで記述する必要がなくなるため、引数の総文字数を削減することができます。 |
|||||||||||||
| /ch /cur_html |
帳票定義ファイル(*.wfr)やデータを検索するカレントフォルダ(URLパスも可)を指定します。 <「/cd」 と「/ch」 の違い> 「/cd」はフォルダ(URLパス可)を指定します。 「/ch」はファイルの完全パスを指定します。ファイル名は無視されファイルのあるフォルダがカレントフォルダに設定されます。 |
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| /user <ユーザ名> /passwd <パスワード> |
ユーザ情報を設定します。 | |||||||||||||
| /o <オプション名> <値> | 表示オプションを指定します。 詳細はここを参照してください。 「表示オプション」参照 |
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| /v <変数名> <値> | 変数値を指定します。 詳細はここを参照してください。 |
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| /d <name> <type> <info1> <info2> <option> <image_folder> <where> <order> |
データを設定します。 詳細はここを参照してください。 <例>
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| /p [<プリンター名>] | バックグランで印刷やファイルへの出力を行います。 /p に続けて下記の印刷方法を示す数値を指定することができます。
<例>
|
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| /pd [< プリンター名>] | 印刷ダイアログを表示します。 /p に続けて下記の印刷方法を示す数値を指定することができます。
<例>
|
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| /pf < 出力ファイル名> | /pオプションでファイルへの出力を指定した場合、出力ファイル名を指定します。 <例>
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| /pdf <PDFファイルパス> | 作成するPDFの完全パスを指定します。 「WFR2025 Server」では仕分出力にも対応しています。 <例>
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| /po <印刷オプション名> <値> /pdf_option <PDFオプション名> <値> |
印刷オプションを指定します。 WFR2025では/poオプションと/pdf_optionは同じです。 詳細はここを参照してください。 「印刷オプション」参照 |
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| /poid <印刷オプションID> | 印刷オプションID を指定します。 「ダイアログ - 印刷設定」参照 |
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| /s0 <保存ファイル> | 印刷イメージファイルとして保存します。 /font オプションで外字フォントファイルが設定されている場合、 使用している登録コード(文字)に関する情報も保存(埋め込み)されます。 「保存できるファイル形式」参照 |
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| /s2 <保存ファイル> | 帳票にデータを埋め込んで保存します。 「保存できるファイル形式」参照 |
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| /s4 <保存ファイル> | 印刷イメージファイルとして保存します。 フォント情報をファイル内に埋め込みます。 「保存できるファイル形式」参照 |
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| /rf <結果出力ファイル> | エラー内容を出力するファイルを指定します。 | |||||||||||||
| /silent | エラー発生時のメッセージ表示を抑止します。 | |||||||||||||
| /t <帳票タイトル> | 帳票タイトルを指定します。 | |||||||||||||
| /ws_min | ウインドウをアイコン表示します。 RemoteAppからウインドウ無し(バックグラウンド)で印刷を行うと 「印刷中」ダイアログがセッション終了まで消えないことがあります。 このオプションを指定して印刷を行うことで問題を回避できます。 |
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| /ws_max | ウインドウを最大表示します。 |
表示・印刷する帳票定義ファイル(*.wfr)を指定します。
サーバー側アプリ(*.aspx)等をパラメータ込みで指定することもできます。
/cd /ch で指定したフォルダからの相対パスでCSVファイルが検索されます。
標準的な使用例
| wfr2025v.exe d:\test\sample.wfr /d Data1 0 d:\test\sample.csv |
通常は完全パスで指定します(URLスキームでブラウザから実行する例)
| Wfr.Com.4:http://www.xxxxx.com/sample.wfr /d Data1 0 http://www.xxxxx.com/sample.csv |
/cd や /ch オプションでカレントURLを指定した場合はファイル名だけでも可(URLスキームでブラウザから実行する例)
| Wfr.Com.4:sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /cd http:/www.xxxxx.com |
帳票イメージファイル(*.wfi)を出力するaspx をパラメータ付きで指定することもできます(URLスキームでブラウザから実行する例)
| Wfr.Com.4:\"sample.aspx?ID=100123&Mail=xxxx@bbbb.co.jp\" /cd http://www.xxxxx.com |
入力するデータ情報を指定します。
<構文>
| /d | |||||||||||
| name | 入力するデータ(データ名)を指定します。 データ番号で指定する場合は先頭にシャープ(#)を付けてしていします。 (例:"#1") |
||||||||||
| type | 入力するデータの種別を指定します。
|
||||||||||
| info1 | <type=0,103> CSVファイル名を完全パスで指定します。 ASP等、CSVを出力するサーバー側アプリをパラメータ付きで指定することもできます。 /cu /ch で指定したフォルダからの相対パスでCSVファイルが検索されます。 <type=1> データベース接続情報を指定します。 <type=12> Accessデータベース(accdb)を完全パスで指定します。 |
||||||||||
| info2 | 省略可。 <type=0,103> 使用されません。空文字を指定します。 <type=1,12> テーブル名、あるいは、select文を指定します。 例) 2024/04/01 〜 2025/03/31 までの売上を検索
|
||||||||||
| option | 省略可。 入力オプションを指定します。詳細は「入力オプション」を参照 |
||||||||||
| image_folder | 省略可。 画像ファイルの検索フォルダを指定します。 データ中の画像パスが完全パスでない場合、/cu /ch で指定したフォルダと このフォルダからの相対パスで画像が検索されます。 |
基本的な使い方です。
| wfr2025v.exe d:\test\sample.wfr /d Data1 0 d:\test\sample.csv |
アンダーバー(_)で省略したい項目をスキップすることができます。
| wfr2025v.exe sample.wfr /d Data1 103 sample.tab.csv _ Sep=[TAB] |
データ中に画像ファイルへのパスが含まれる場合、オプションでImageLoad=on を設定することでファイルのダウンロードを1度で終えることができます。(URLスキームでブラウザから実行する例)
| Wfr.Com.4:sample.wfr /d Data1 103 sample.csv _ ImageLoad=on /cd http://www.xxxxx.com |
CSVファイルを出力するサーバー側アプリを実行することができます。(URLスキームでブラウザから実行する例)
| Wfr.Com.4:sample.wfr /d Data1 103 sample.aspx?ID=1234&Year=2021 /cd http://www.xxxxx.com |
表示・環境オプションを設定します。
設定できるオプションについては「表示・環境オプション」を参照。
<構文>
| /o | |
| name | オプション名を指定します。 |
| value | 値を指定します。 |
基本的な使い方です。
| wfr2025v.exe sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /o Zoom whole /o ToolBar off |
制限の付与(保存、印刷、値の入力、PDF出力を制限)
| wfr2025v.exe sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /o AddRestrict "save|print|viewmode|pdf" /o PopupMenu off |
処理時間の長いサーバーサイドアプリを使用。タイムアウト時間を60秒に設定 (URLスキームでブラウザから実行する例)
| Wfr.Com.4:sample.wfr /d Data1 103 sample.aspx?Name=Test /o URLTimeOut 60 /cd http://www.xxxxx.com |
印刷オプションを設定します。
設定できるオプションについては「印刷オプション」を参照。
<構文>
| /po | |
| name | オプション名を指定します。 |
| value | 値を指定します。 |
基本的な使い方です。
| wfr2025v.exe sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /p /po Range 1-3 /po Copies 3 |
印字オフセットの設定。マイナスは特殊文字なので引用符(")で囲みます。
| wfr2025v.exe sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /pd /po OffsetX 500 /po OffsetY "-200" |
印刷結果をダイアログで表示します。
| wfr2025v.exe sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /p /po ProgressDlg result |
変数値を設定します。
<構文>
| /v | |
| name | 変数名を指定します。 |
| value | 値を指定します。 |
基本的な使い方です。
| wfr2025v.exe sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /v Var1 12345 /v Var2 今日は晴れ |
変数値にマイナスの値を指定する場合は注意が必要です。
ワード先頭の「-」(ハイフン)はオプション判別に利用しているため引用符「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
| wfr2025v.exe sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /v Var1 "-200" |
HTMLファイル中の<a> リンクで記述する場合は次のようになります。(URLスキームでブラウザから実行する例)
| Wfr.Com.4:sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /v Var1 "-200" /cd http://www.xxxxx.com |
JavaScriptでは次のように記述します。(URLスキームでブラウザから実行する例)
| Wfr.Com.4:sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /v Var1 \"-200\" /cd http://www.xxxxx.com |
URLエンコードのコード(%22)で指定することもできます。(URLスキームでブラウザから実行する例)
| Wfr.Com.4:sample.wfr /d Data1 0 sample.csv /v Var1 %22-200%22 /cd http://www.xxxxx.com |
「URL Scheme」はWebブラウザから外部アプリを起動するためのインターフェースです。
ActiveXコントロールのようなプログラム的な制御はできませんが、コマンド実行に近い形でアプリを利用することができます。
HTMLのリンクやJavaScriptの「location.href」の先頭にこのスキーム(Wfr.Com.4:)を指定することで「WFR2025
Runtime」を起動することができます。
リンクをクリックするとブラウザからアプリ起動の許可を求めるメッセージが表示されます。

「開く」をクリックすることで「2025 Runtime」が起動し帳票が表示されます。

/ch オプションに location.href の値を指定することでURLの変更に柔軟に対応することができるようになります。
「URL Scheme」で利用できる最大文字数は2048文字なのでURLパスを複数指定する場合は文字数削減にも役立ちます。そういう意味では/cd
オプションを設定する方が効果は高くなります。
「Wonderful Report 2025 Client」がインストールされている環境であれば、下記ボタンからサンプルの帳票を表示することができます。(※Webブラウザでこのヘルプを開いている場合)